社員紹介 MEMBERS

人と向き合うのは難しいけれど 楽しい。自分を高め、 管理回収のスペシャリストに。

身近に同業種に勤務している人がいたことからこの世界を知った。債権回収の仕事は経済の健全な発展に寄与し、社会的意義があると興味を持ち、転職を決意。管理回収部門で長年経験を積み、回収業務の傍ら、現在はリーダーとしてチームをまとめている。

ニッテレ債権回収株式会社
東京サービシングセンター 係長

お客さまの事情や状況を把握し主体的な返済意欲を引き出す

入社以来、サービシングセンターで債権回収の実務に携わっています。支払いが滞っている方に対し、電話をはじめ、自動架電システムといったさまざまな当社サービスを活用しながら、返済交渉を行っていきます。ほかにも請求書の発行等の事務作業、また連絡がつかない場合は住民票の調査、ときには強制執行の手続きへと業務を受け渡していきます。

当社で扱うのは個人の債権で、メインは電話でのやり取りです。債務者の方に、滞っている理由や生活状況、毎月の収支などを伺い、家計の見直しなども含めて、可能な範囲で返済計画を提案します。体調を崩されていたり、職業を変えられたり、もともと家計管理ができていなかったり、返済できていない理由は人それぞれ。最初からなんでも話していただけるわけではありませんが、経験を重ねると、伺えていない背景も含め、多方面に配慮しながら提案ができるようになっていきます。何より、お客さまから主体的に返済に動いていただくのが一番なので、そのために相談にのり、寄り添った提案ができるよう、心がけています。

「あなたのおかげで完済できた」人と対峙するところから生まれる達成感

債権回収は、人と向き合う仕事であることを日々実感しています。毎日地道な作業の連続で、電話がつながらないのはよくあること。つながっても簡単に「返済します」、とならないことも多いです。しかし、個々の状況は違っても、債務の問題をなんとか解決したいと思っているのは誰しも同じです。どうすれば返済が可能になるのか、それをお互い必死になって探り、対話する部分に人間味を感じ、また相手が心を開いてさまざまな話ができるようになると楽しさを覚えます。

あるとき、「あなたにアドバイスをしてもらったおかげで、完済することができました」とおっしゃっていただいたことがあります。そのお客さまは一時期返済が途切れたので、「ご自身で立てた計画をちゃんと進めて欲しい」とはっきりと伝えました。そのときは「できないんだ」とお怒りになって電話を切られてしまいましたが、あとでまとめて全額返済があり、「あのときは申し訳ありません。でも強く言ってもらえたおかげで解決できました」と伝言を添えていただきました。お客さまの様子を伺い、その方に合った交渉を行うよう心がけていますが、結果的に適切に背中を押せたのだと安堵感を覚え、また感謝の言葉をいただいて本当にうれしかったです。

充実した教育体制や日頃のサポートなど、 人を大切にしてくれる環境がある

債権というと難しく感じますが、必要な知識の習得は入社してから十分可能です。人が相手なので悩む案件もときにはあります。しかし経験豊富な先輩や上司がたくさんいて、立場に関係なくフォローしあう人間関係の良さは、この会社の魅力です。また、教育制度や資格取得制度も整っているので、意欲があればスキルを伸ばしていくこともできます。私も入社以来資格取得に挑み、自分の知識を広げてきました。個人的には管理回収のスペシャリストになることを目指しており、仕事に役立つ法務知識も身につけたいと思っています。

また、現在はチームリーダーとして、チーム全体でも結果が出るようなはたらきかけをしています。互いに助け合う体制ができている職場環境ですが、個々が主体性を持って動くようになることで、さらに良い仕事ができると思っています。率先して私が見せていくことを意識して、この先も頑張っていきます。