社員紹介 MEMBERS
問われるのは対応力と調整力、 そして人間力。 最適な方法で債権回収を具体化。
5年ほど金融関係の仕事に従事。知識が活かせる仕事を求めて、ニッテレ債権回収へ。管理回収部門で研修を受け、業界で必要な基礎を身につけたあと、営業として活動を開始。グループ会社とも協働しながら、取引先に最適な提案や交渉を行っている。
- ニッテレ債権回収株式会社
- 東京支店営業グループ 係長
営業として2つの顔を持ちさまざまな角度で取引先と向き合う
私はニッテレ債権回収の営業として、延滞債権の管理や処理にお困りの企業などにアプローチし、債権の仕入れを行います。正常債権や延滞債権の回収代行や、債権売却の提案のため、こちらからお話を伺うこともあれば、先方から依頼が入り、それに対応することもあります。
当社が取り扱う債権は、クレジットカード債権やリース債権、電気料金等の公共料金といった、小口の債権が中心となっています。ただし、サービサーの立場で取扱いができる業務には法令上の制約も多いことから、債権の種類やお客さまのニーズによっては、サービサーではお力添えできないケースがあります。そうした場合でも、当社のグループ各社がもつ専門性を束ね、多角的な対応を実現し、お客さまのニーズにワンストップで応えられることが強みとなっています。そのため、営業担当者はNTSコンサルティングとしての営業の肩書も同時に持っており、現地訪問調査や弁護士法人を活用した債権管理回収の提案、自動架電システムや各種決済ソリューション等の提案といった、お客さまごとの最適なサービスを組み合わせ、総合的なコンサルティングサービスを、ワンストップで提供することを可能にしています。
社内、グループを横断的につなぎ、調整してスキームを構築していく
営業は取引先との交渉力だけではなく、社内やグループ各社との調整力も必要です。債権回収代行業務での例をあげると、大きな案件になるほど、取引先からからいただく情報量も大きくなります。膨大なデータを当社の債権管理システムにスムーズに取り込んだり、お客さまに還元するデータをスムーズに抽出するためには、システム関係の部署との事前の調整が当然必要ですし、実際の回収業務において、債務者に電話をしたり、請求書を出したりといったことが滞りなくできるのかなどもシミュレーションをしておく必要があります。お金が動く仕事なので経理部門との調整確認も欠かせません。このように一つの回収案件でもさまざまな部署が関わりますが、大型の案件では、特殊な仕様を要することもあるので、どこかの部署に極端に負担がかからないよう、細かく調整していきます。それぞれの部署からの要望はもちろん、取引先のニーズも踏まえ、最適な着地点を目指して間に立ち、バランスを取っていきます。
こうした対応力や調整力というものを、取引先に評価していただいているなと実感することもあります。ある時、複数のサービサーと取引をしているお客さまから特殊案件の相談を受け、課題の解決方法を提案していきました。最終的に当社一社のみとの取引にまとめていただくことができましたが、その理由をお伺いしたら「ニッテレさんであればやり方を一緒に考え、必ず答えを出してくれると思ったから」と言っていただきました。当社の細やかな対応力や多彩なソリューション、そして営業として私自身を評価していただいたことをとてもうれしく感じた出来事です。
多彩な取引先と接することで自身の成長にもつながる
ニッテレ債権回収で働いていると色んな世界を知ることができ、そこが魅力の一つであるといえます。サービサーは取引先が金融業界に限られていることが多いのですが、当社の場合は、グループ力を活かした多角的な営業を実現しています。そのため、金融業界に限らない、誰もが知るような大手企業から新興企業まで、取引先の業種も幅広いので、さまざまな業界の風土に触れ、知識を得ることができ、営業としてとてもやりがいを感じています。入社してから新しく知ることがとにかく多く、刺激を感じながら仕事ができています。
営業はNTSコンサルティングとの兼務かつ、多角的な営業活動を行うので、内容や仕事のやり方を一通り理解するまでには時間がかかります。さまざまな部署やグループ会社の協力が必要なので、決して楽な仕事とはいえません。しかしそのような状況でも常に上司や同僚のサポートがあるので、安心して案件に取り組むことができます。経験を積み、知見を広げることで限界のないサービスを提供できる面白さがあります。私も経験を重ねるごとに知識が増え、充実度の高い仕事ができるようになってきました。取引先に信頼され、会社の利益にも貢献できるのは、日々の喜びでもあります。この先もそんな仕事ができるよう頑張っていきます。